本試験まで残すところわずかになりました。受験生の皆さんお疲れ様です。
本試験は午前2時間、午後3時間の長い試験です。当日に向けて、体調管理にはくれぐれもご注意ください。
司法書士はご存じのとおり難関資格であり、合格を手にすることができる受験生はほんの一握りです。
今年であれば、9月27日(水)の午後4時に筆記試験合格者が法務省のHP及び受験地を管轄する法務局または地方法務局に合格者の受験番号が掲示され、口述試験を経て最終合格が決まります。そして最終合格すれば後日官報に氏名が公表されます。
では、どのタイミングで、合格証書を手にすることができるか?皆さんご存知でしょうか。
多くの試験は、試験を管轄するところが、HPを通じて合格者の受験番号等が掲示し、受験者の住所宛に合否などの試験結果を郵送し、その中に合格証書が同封されていることが一般的であると思います。
しかし、司法書士試験は、合格者に対して、点数の結果は通知されるものの、基本的に合格証書は郵送されてきません。この試験の合格者には、受験地を管轄する法務局において、合格証書授与式があるのが特徴です。
今年であれば、11月1日(水)の午後4時に口述試験の結果を踏まえて最終合格が発表され、各法務局で合格証書授与式(日程は各法務局で異なります)があり、その後11月17日(金)に官報に氏名が掲載されます。
このように試験終了後から結果発表まで、かなり日があるので、受験することも大変ですが、結果発表を待つことも精神的には大変です。その分、合格したときの喜びは格別なものがあります。
例年通りの受験者数から導かれる合格率であれば、合格者数は600名前後になり、とても厳しいものになることが予想されますが、一人でも多くの受験生の方が本試験で実力を発揮されることを祈念しております。